交通事故施術を希望の方へ
交通事故の症状
ほとんど’むちうち’を伴います
今までの経験上、頚部(くび)の症状が無くて他のみの交通事故の怪我はほとんどありません。
それほど、交通事故の怪我と首の症状は密接な関係にあります。
交通事故の怪我には
①衝突によるもの ②轢かれたもの ③引きずられたもの
などがありますが整骨院に来院される患者さんの多くは①でしょう。
交通事故の衝突によるものには被害者が歩行者や自転車であれば
第一次損傷として
車輌 (バンパーなど) との最初の接触による衝突創
第二次損傷として:
ボンネット上に回転し、ボンネットやフロントガラスに衝突してできる衝突創
第三次損傷として
地面に投げ出されて生じる転倒創
この地面に落ちる際のケガが頭部に与えるダメージが大きく一番注意が必要です。
首の痛み
追突された場合にどこにもぶつけた記憶が無くとも頚部が瞬間的に弓なりに’むちうち’屈曲伸展を強制され発生します。とても多いです。
多くの場合、神経症状、頭痛、めまい、吐き気、肩こり感、などを起こします。
このむちうち症状が後日出てくることが多いので注意が必要です。
当院では不定愁訴に非常に効果のある星状神経節へのレーザー照射も施術として行います。
レントゲンではむち打ちで異常はなかなか見られず本人の主訴によるものが多い為に非常に苦しんでおられる方がいます。
頸部の交通事故むちうち症状の分類
-
頚椎捻挫型
首の筋肉や靭帯、頚椎が可動域を超えて動きを強制され損傷を受け、頚・肩の痛みや重苦しさ、肩・背部凝り症状 などを発生させます。頻度としましては一番多いです。 - 神経根損傷型
首の筋肉や靭帯、頚椎が可動域を超えて動きを強制され神経を圧迫または損傷し腕の強い痛みやしびれ感、肩甲部・前胸部に痛みを出したり腕の筋力が低下ししびれ、だるさ、脱力感があります。 - 頚部交感神経刺激症状型(バレ・リュウ症候群型)
交感神経を刺激し血流が低下することによって起きる症状で頭痛、めまい、耳鳴り、のどのつまり感視力障害(かすむ・ぼやける)などがあります。
むちうち症状は交通事故での発生のほかに労働災害、スポーツ障害や、頚椎への未熟な施術による矯正などの不適切な施術による例も見られるので注意が必要です。(その場合は自賠責保険は使えません)
各部位の捻挫・打撲
むちうち以外の交通事故の怪我
車内にぶつけた、衝突した、跳ねられ地面に落ちたなどで多いです。 特に歩行者や自転車などいわゆる交通弱者が被害者の場合はその損傷程度も複雑であり重くなる傾向にあります。
単純な打撲ならまだ良いですが、多くの場合「むちうち症状」を伴います。
これらも事故直後は症状はなくとも日が経過するにつれて出現するものもありますので事故から2週間くらいは注意が必要です。
- 背部・胸部
頚部に伴った背部の痛み、筋肉の張り感・シートベルトによる圧迫損傷・ハンドルに胸部をぶつけ打撲など・・・
胸椎の捻転強制による捻挫 - 腰部
急激な衝撃による痛み(いわゆるギックリ腰症状)や腰椎のズレによる神経症状、足へのしびれ感 - 膝
膝の靭帯損傷・捻挫・地面や車両、ダッシュボードに打ちつけたことによる打撲
まれですが、ハンドルを強く握ったことによる手部の捻挫・打撲
アクセルやブレーキを強く踏んだことによる足関節や指の捻挫もみられます。
手足のしびれや頭痛
二次的に交通事故の症状でよく見られます。
多くの場合はむち打ちによる症状です。ときどき、ぶつかった衝撃を手で無意識で支えた結果後日手首や足首に痛みを訴える方もいます。
後日出てくる症状への対応
事故当初は痛みがなかったが、後日だんだんと思わぬ部位から痛みが出てくるというケースもよく経験します。
こういった場合も、当院は出来る限り対応しますが損保会社は時間がたった症状に対して事故との因果関係を問いますので2週間以内であれば認めてくれるはずです。
以上の様に一応、分類されますが事故の怪我というのは100回あれば100通り違うものだと私は考えます。
車対車、車単独、車対歩行者、車対自転車・・・・
そしてぶつかった速度、位置、体勢、その人の体のつくりetc・・・・
こういう事故であれば、怪我はこうなると決め付けるほど単純ではないと思いますが、むちうちは特に多いです。
これは頸椎捻挫ですから整骨院の得意分野で当院は患者さんのお話と事故の様態をよく観察、検査し施術に入ります。
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