肩甲骨キワの痛みでこんなお悩みありませんか?

携帯端末やパソコンの長時間使用の影響も加勢して今や国民的な病気となってしまった肩こりですが、ただの肩こりだと思って放置してしまうと取り返しのつかない事になりかねません。
一部分が痛いという方の中には姿勢や腕の可動方向を変える事で痛みを避ける様にする方もいますが、この行為が姿勢を正して骨を正しい位置に戻すためならば問題ありません。
しかし多くの方は適当に痛みがない位置を探してそのままにしてしまうため、歩く姿勢も変な癖がでてしまい成長途中のお子さんの場合は発育に悪影響がでてしまう可能性もあります。
なのでもしお子さんが運動部や文化部で大きなバッグを背負う事が多い場合は、両肩で背負うタイプのものを選択し負荷を均等に分散させてあげるようにしてあげてください。
また大人の方も同じ姿勢を保っていると筋肉に過度の負荷が掛かってしまうため、定期的に背伸び等の柔軟運動をして筋肉の緊張をほぐしてあげる事が必要になってきます。

姿勢は肩こりに影響しますが、痛みの発生ポイントを調べたり、原因を特定してから対処することが必要です。
肩こりの原因は主に、同じ体勢で長時間過ごしたり、肩を動かさず筋肉が硬直してしまう点にあります。
無理な体勢は痛みの切っ掛けになりますから、肩に違和感が生じた場合は、当整骨院に相談してください。

肩甲骨の役割
肩の仕組みは複雑で、肩甲骨に複数の筋肉が結びつき、それぞれを綿密に動かすことで動作を実現しています。
特に腕にとって肩甲骨はいわば骨盤のようなものですが、骨盤と違うのはより足より腕は動きの自由度が高いために可動域が大きくする機構を肩甲骨が担っている点にあります。
肩甲骨が体幹に接している部分は関節ではなく筋肉と靭帯による結び付きです。
その筋肉は腕の動きに伴い緻密に連携し肩甲骨の動きを作り出します。
しかし、一度肩を回したり動かさなくなる時間が長くなれば、それは慢性的な肩こりに発展して、やがて鈍い痛みの発症に繋がります。
肩甲骨のキワは、痛みが発生しやすい部分の一つで、特に長時間のデスクワークをする人が抱えている悩みです。
浅層の僧帽筋、深層の菱形筋といった筋肉に痛みが局所的に出るケースがあります。
当整骨院では姿勢に関する症例が多く、姿勢が肩こり改善の重要な要素だと考えているので、慢性的な痛みを楽にする方法を理解しています。
右の肩甲骨に痛みが出ている時は、長時間書物をしていたり、マウスで作業を続けていないか確認すると良いでしょう。
作業中は姿勢の悪化に気がつきにくく、集中している間は小さな痛みに気がつけませんから、意識的に休憩を挟むことがおすすめです。
当整骨院は、症状の改善を得意としていますが、治療するだけでは元通りになってしまうので、生活上の注意点もアドバイスとして行っています。
イスは姿勢に大きく関係するので、背筋が美しいS字を描ける、正しく座れるイスを選ぶ必要があります。
背中が丸くなると、肩は突っ張った状態で筋肉が引き伸ばされたり、疲労物質が蓄積する原因になってしまいます。
肩は大胸筋に引っ張られ前側に入り込んでしまいます。
この状態で腕だけを動かすと、肩の負担が増えますし、筋肉や神経を傷めてしますから、自然な姿で座れることが重要といえます。
次に、1時間に1回はイスから立ち上がって、トイレや休憩場所に移動したり、気持ちを緩めて筋肉の緊張を解すことがポイントです。
ストレッチは、肩こりの悪化を効率良く予防出来る方法で、当整骨院でも習慣化するように勧めている取り組み方です。
やり方を覚えるのが面倒という方は、肩を回したり前後するだけでも良いので、兎に角動かして血流を停滞させないことが不可欠です。
腕を使うスポーツは、肩の可動範囲を広く保ったり、柔軟性を維持する意味で価値のある方法です。
ただ、筋肉の柔軟性が弱い状態で運動を行うと、筋肉を傷めてしまうことがありますから、痛みが生じたら患部を冷やし炎症が引くまで安静にしましょう。
痛みは筋肉の硬直と血流が関係しているので、辛い時は腕や肩の位置を変えたり、休憩を挟んで柔軟性を取り戻すことが大切です。