子供・成長期の症状
とくに骨の成長が完成した大人ではオスグットは起きません。 ここ手稲でも運動会後や部活後にいらっしゃるお子さんがいます。
以下、相談が多いものを説明します。
骨端炎
鑑別に超音波が有効です
成長期の骨の端部には成長をつかさどる「骨端軟骨」というものが存在します。この「骨端軟骨」が骨の長軸上の成長をさせる部分ですが同時にこの部位を損傷することがあります。
成長痛であろうと軽く考えることも多いですが注意が必要です。
骨端線離開といってこの部分が離れてしまう怪我もあり、
その損傷の程度によっていくつかのステージに分けられます。
スポーツなどで成長期は活動量が多いためにケガのリスクも多くなります。
かかとにも多く見られます。(かかとを押さえると痛い)
12歳~遅くとも24歳くらいまでには閉鎖します。
超音波画像観察にて確認できます。
オスグット
鑑別に超音波が有効です
オスグット、オスグットシュラッター病と聞くことがあると思いますが10歳代前半のこれも成長期特有の症状です。
ももの筋肉(大腿四頭筋)の筋力が大きいためにその付着部である脛骨(スネの骨)の脛骨粗面に牽引力が加わり刺激となって骨端軟骨が剥離また引き剥がされる繰り返し外力によって骨が肥厚したものと考えられています。
急激な骨の成長にも原因はあります。
オスグットになっている子供はかなりいます。
ある意味「成長痛」ですが適切な処置により症状は軽減します。
まずは指導管理と痛みと炎症を抑える為に処置します。 成長痛ではあるものの炎症が起きていますので適切な処置が必要です。 運動したいのに子供にしてみたら「成長痛」だから我慢しなさいと言われるほどつらいこともないでしょう。
肘内障
まったく心配いりません
1~4歳くらいの子供が急に走って手を引いたなどで突然腕を押さえ泣き出した。
そういうような場合は「肘内症」が疑われます。
これはいわゆるオスグットなどの「成長痛」ではなくケガですが心配は要りません。
脱臼の一種で急に子供が腕を下げてあげようとしないで痛がってなくので心配するかもしれませんが、そんな場合は連れてきてください。
わりと簡単に整復され何事も無かったようになります。その他、成長痛、転倒、など子供は活発に動きますので怪我のリスクはついてまわります。
※ 肘内障は保険が使えます。
お子さんのオスグットや成長痛のご相談は・・・
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当整骨院所在地 | 北海道札幌市手稲区手稲本町2条4丁目8-24 キテネビル1F まごの手整骨院(整骨院) 電話:011-691-0200 |
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