交通事故にあった方への3つのハードル

交通事故に遭う可能性は誰しもありますが、その際に正当な補償を受ける事ができる人、受けることができない人がいる・・・なんて考えたことがありますか?

黙っていれば、そんなの自然に補償受けれるでしょう?

こっちは被害者だ、当たり前だろ?

私も実はそう思っていました。

まず冒頭に「3つのハードル」と書きましたが、

一つ目はご自身の「無知」です。

どういうことかと申しますと、以前私は小樽で対向車が正面衝突で突っ込んできて廃車になったことがあります。

その時「お体大丈夫ですか?」と聞かれ、「大丈夫です」と思わず答えてしまいました。

随分前の話なので記憶も曖昧ですが当時私はちょっと前までプロでキックボクシングをやっていたため体中痛かったのですがそこで私はこんな心理が働きました・・・
「まいったな、急いでたのに~!」「早く終わらせていかなくちゃ!」

皆さん現場ではそう思っていると思います。

当時私は整形外科に勤めておりましたが、誰も「体大丈夫?」「治療した方がいいよ」なんて言ってくれませんでしたし、その病院に入ったばかりの私は遠慮がちでそれどころではなく終わってしまいました。

そして車は中古で160万で買った車でしたが、時価評価額たったの60万で終わってしまいました。

一方的に100対0で車を壊され、時間を奪われ、対応に労を咲かれた挙句、車が無くなり60万貰って終わり・・・・

ローンを組んで車を購入しなければならなくなりました、何も悪いことしてないのにです。

皆さんにはこんな思いをしてもらいたくありません。

少しでも痛かったらいったん冷静になって当院にご連絡ください。

「無知」は何の得もありません。

ハードル二つ目は・・・

損保会社も営利目的の会社であるという事です。

もちろん、事故にあった相手への補償するためにある会社ですがそれは保険会社にとって「契約者」がお客様であって被害者のあなたは保険会社にとってお客様ではなく神様でもないという事。

ですから担当者によってはしきりに早く打ち切ろうとしてきます。
そしてなるべく治療費を抑えるために「整骨院へかかることを難色を示す」方がいます。
これはいろんな観点があるので一概にどうとも言えないですが「整形外科の先生の承諾があれば良いですよ」と言われることが多いです。

自賠責算定機構の判定も以前より厳しくなっていることも一因ですが、これが二つ目のハードルです。

そして三つ目のハードル

さきほど「整形外科の先生の承諾があれば良いですよ」と言われると書きましたが、私は事に関してはそうあるべきだと思っています。

なので、そうお勧めしますが、問題は「整骨院に対して良く思ってない先生」が少なくないという事です。

「整骨院?そんなとこ行ってどうするの?」「うちは承諾しないよ」「何やってるか分からないからダメ」「うちでリハビリしなさい」

ご挨拶に行ったことのある整形外科の先生でもこういう方がいます。

それはある種無理もない一面もあって整骨院、接骨院と言ってもいろんなとこがあります。

昨日今日免許取ったような若い先生が初回無料だ、ワンコインだ、小顔だ、もみほぐしだ、美容だ・・・それこそ医者から見たら「何やってるんだ?」という医学的にも「?」と思う儲け主義のとこが最近凄く多くてそういうところと同じに見られるのが心外なんですが、先生の立場になってこの業界を俯瞰して見た時に「無理もないな」と思うのです。

しかし、それを覆すことも無理筋なのも事実なわけで業界に責任があります。

しかし、そんな先生ばかりではありませんのでキチンとした先生を当院はご紹介しております。

以上、三つのハードルを申し上げましたが、最後に最大のハードルと言いますかご自身の生活の中に「通院」が加わる事への面倒くささがあります。
が、これは通え!ともいうわけにはいかないのでご自身が通えるうちに十分施術を受けることができるように私はお手伝いすることしかできません。

その一つが、交通事故患者様は「何時でも受け付けます」という事。

お仕事が遅く終わる方でも当院は通えます。

ただ「眠い」「帰りたい」は当院は「好きにしてくれ」としか言えませんので一生懸命治したい人に対しては当院は最大限努力し融通を聞かせます。

よろしくお願いいたします。

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