情報を選択するという事・・・

皆様が何か行動を起こそうと思う時、特に「何かを欲している時」について考えてみますと「楽」「困」「悲」と色々な状況から目的に合った情報を探してネットで検索なりすると思います。

ここ最近は何に関しても情報量も多く、正に情報の洪水と言っていいほど処理しきれないほどの情報にさらされていると思いますが、自分のアンテナに引っかかる情報をその中から「信じ」「期待し」何らかの取捨選択を行っていると言うのが自然な流れです。

そのアンテナを張り巡らす我々も様々な「基準」や「経験」によってその選んだ結果と言う物は変わってくると思います。

みんなが買っているから買うという方もいれば、自分なりの基準に合致しないと買わない、または「直感」で行動する方もいるでしょう・・・。

そこで考えてみてほしいのが「売る側」の思惑です。

「売る側」は良く見せるために様々な仕掛けを消費者に向けて行ないますがそれらをいわゆる「セールストーク」とか「宣伝」などと言います。

売る側は消費者の「困ってませんか?」「不安に思ってませんか?」と提案してきますが、それは別に悪い事ではありませんが売るためにその感情を過度に煽る物が多くそれはウザいなと正直思います。

我々整骨院は柔道整復師法と言う物によって広告宣伝が「制限」を受けており「交通事故専門」とか「地域No.1」「交通事故指定院」などと言ったことは宣伝してはいけないと言う事は何度も昔から指導されており、決まりになっておりますがそこまでは書かないまでも、多くの整骨院はそもそも扱える「交通事故」や「労災」などを宣伝してはいけないと言う事がそもそも実情と合っていないので多くの整骨院では書いてあったりします。

「腰痛専門」ですとか、「交通事故指定院」といった表記は専門や指定と言う事がそもそもが偽りですから今年恐らくダメになると思います(今でもダメなんですけどね)

我々の周りに関係するものにも様々な物があって広告業者などは「地域で1院だけ」早い者勝ちですとか、「差別化」とか言って売るために何でも言ってきます。

ある施術のセミナーなどでは、最初非常に低額で受講者を集めておいて、その場で限定○○人のみ次のコースの案内をしたりします。

そのコースが終わるころまた次のコースの案内が来たりします。

こういうのをバックエンド商法と言うのですが、我々も皆さんと同じく「情報の精査」の必要性を強く感じているところです。

これだけ情報が多いと何を基準に選んだら良いかわかりませんね。

口コミサイトの情報なども「口コミを書く」業者から当院にも営業電話がかかってきたことがありますが丁重にお断りいたしました。

と言っても「情報」は大切で皆さんも正確に見抜く目を養ってほしいと思います。

この現代において「情報」が多いからこそ、「有益な情報」を提供しないと言うのも消費者にとって不親切であると共に時代から取り残されてしまう事でしょうから、現実に目を向け時代に逆行することの無いようにしなければならないのです。

私が普段考えていることをご紹介いたします。

まずどんな情報も「本当かな?」と思ってみる事が重要かと思います。

それには「売る側」は何故こんなことを書くのだろう?と思ってみると良いかと思います。

あとは「直感」も大切だと思いますね。

「胡散臭い」とか、「怪しい」と思ったらコンタクトを取らない事です。

例えば、「誰でも儲かる」って情報があるとすると、「何故、それを人に伝えてお金を取るのか?」「そんなに儲かるなら自分でやればいいじゃないか?」と当然思うと思うのですがセミナー会場などに行ってしまうと雰囲気に飲まれ正常な判断が出来なくなることがあります。

「成功している人たちのパーティー写真」とか見せられます(笑)

我々の世界で言えば、「なぜ?○○の先生は田舎町で○○人集客できるのか?」なんてキャッチコピーがよくあるんですけど、さっきと同じで「じゃぁ自分で勝手にやってろよ」って話です(笑)

あと皆さんに強くお伝えしたいことに「努力はしたくないけど結果は得たい」と言う方いますか?

今、「私だ!」と思った方は相当騙されやすい素質があります。

○○だけダイエット、飲むだけでムキムキ、押すだけで小顔に・・・・

そういうフレーズに反応してしまう方はちょっと調べてみて下さい。

それか私に「それって本当?」と聞いて下さい。

飲むだけでムキムキになったらなぜ私は35年以上筋トレをしてますか?(笑)

プロのサッカー選手が本気でそれ使って体鍛えていると思いますか?

プロのモデルさんがそれ飲むだけでそのスタイルをキープしていると思いますか?

裏で目に見えない血のにじむ努力をしているから結果が伴っているのです。

一つの基準に「本物は過度に売り込まない」と言う事が私は経験上思う事です。

皆さんも何かを選ばれる時はそんなことをちょっと念頭に置いて欲しいなと思います。