股関節痛でこんなお悩みないですか?

股関節に痛みがある場合、その原因となるのは3つあります。
股関節と関連する部位の外傷によるもの・姿勢の悪さとそれらによる股関節への負担からくるもの・そして股関節の病気です。
外傷の場合、股関節そのものの損傷よりも関連している部位を傷付けることで起こるとされます。例えば砂利道など足場の悪い山登りなどで足首を内側へ捻ってしまう「内反捻挫」によって、足首を庇うように歩く為に股関節や腰の痛みを引き起こしてしまいます。
股関節には靭帯が関節を取り囲むようにびっしりと巻きついています。靭帯は関節が抜けてしまわないように抑える役目があり、腸骨大腿・坐骨大腿・恥骨大腿・大腿骨頭・寛骨臼横・輪帯という種類が存在します。腸骨大腿靭帯は股関節前面にあるとても強靭なもので、腸骨と大腿骨を結んでいます。人体中最も強いとされ、Yの字をひっくり返した形をしているので別名Y靭帯とも呼ばれます。
また腸脛靭帯は骨盤と脛を繋ぎますが構造上、膝の屈伸をする時、大腿骨外上顆という骨の上を行き来するために、常に摩擦に晒されています。日常的な動きでは問題ありませんが、過度の負荷が掛かる山登りやランニングなどでこの筋が摺れて炎症を起こして痛みを発生させます。
股関節の痛みとは、痛くて膝に手を付かないと階段を上がれないことや、歩くたびにズキズキとした痛みに襲われます。股関節やその周辺組織は上半身と下半身を繋いでいるため常に負担を強いられています。バランスの悪い座り方・歩き方などの癖や動作による負担の痛みや山登りなどスポーツ障害などの使いすぎを原因とする痛みは、段々と特定の場所にダメージが残っていきます。始めはウォーミングアップなど軽い運動や、運動の後に痛みが出るくらいです。しかし放置してしまうと、運動中に痛み出したり、悪化すると日常生活にも問題が出てしまうようになります。ただ歩くだけでも、股関節には体重の3倍から4倍の負担が掛かるとされます。このような症状がある場合、痛みが残るとき、当整骨院での治療が可能です。当整骨院では痛みが出る動きを確認したり、レントゲンには写らない体の奥にある細かな筋肉を丁重に検査することで判断します。

手と足という体の部位は日々の生活の原動力なっていると同時に、人間の動きの多様性、巧緻性、自由な生活を送るうえで大切な一つとなっています。
近年では世界記録を塗り替えるまでスポーツ選手が技を競う光景をテレビ等で目の当たりにします。
しかしそれと同時に危惧されているのが体への負担です。
中でも足に動きを伝える根源ともいえる股関節の痛みは自分が思っている以上に日常生活に影響を与える可能性があります。
股関節といっても様々な筋肉が密接しているので、痛みのある場所で体のどこに異常があるのかを特定する事ができ、特に注意しなければならないのが内側付け根の痛みです。
内側付け根には恥骨や骨盤といった体を支える部位と腸腰筋や中殿筋、靭帯といった足を円滑に動かす部位が密集しているため内転筋筋膜症候群を発症させている可能性があります。
この内転筋筋膜症候群は筋肉へのストレス疲労が大きな原因とされており、サッカー選手等足を横方向へ過度な運動を行う事が多い人が発症しやすくなっているので十分に注意するようにしてください。
また日常生活でも転ぶときに踏ん張ろうとして足の筋肉を横方向へ過度の負担を掛けてしまう事でも発症させてしまう事も多いため、運送業の仕事の様に足元に荷物が沢山ある場所にいる事が多い方等は注意してください。
万が一発症させてしまった場合は当整骨院での施術を受ける事が一番ですが、そもそも足を負傷しているので歩けないという方もいると思います。
そういった場合は筋肉が固くなって内転筋筋膜症候群の炎症を発症させる事が多いため、最初は冷やすのが先決ですが、後のケアでは筋肉を温める事で治りが早くなります。
次に股関節から足にかけて外側が痛いという方ですが、外側には主に中殿筋と大腿筋膜張筋が存在しており、これらの筋肉は主に歩く、立ち上がるための筋肉となっています。
なので普段の生活で歩く時に変な癖があったりするとこれらの筋肉に過度の負担がかかってしまい、骨盤との位置関係がずれが原因で股関節の外側に痛みが発生します。
この様に股関節の外側の痛みは日常生活が影響している可能性が多分に含まれているため、痛みがでた場合は家族や友人等に歩く時に変な癖がないかを客観的に確認してもらいましょう。
そして癖があった時は治す事も重要ですが、骨盤近くの大転子の裏側にある小転子に体重を掛けるようにして体の部位一つ一つに過度の負荷が掛からない様にする事が重要です。
しかしこれらの股関節の痛みは全て骨のずれや筋肉への負荷が原因で発生するという体の内部で起こる損傷なので、股関節に痛みがある場合は即座に当整骨院での施術と検査で正しい対処を行うようにしてください。