肩甲骨は腕の骨盤と思ってください

Fotosearch_sa104030骨盤の歪みは、冷え性やむくみ、腰痛などのさまざまな症状が引き起こされることが知られています。骨盤の歪みを改善するために整体を行なっている人も多いですが、そんな人でも見落としがちなのが肩甲骨の歪みです。
肩甲骨が歪んでしまうと、左右の肩の高さも違っています。肩甲骨周辺の筋肉が凝り固まってしまっている状態で、痛みや肩こりなどの症状が引き起こされます。
肩甲骨の働きとしては、手の動きをスムーズにするということが一番大きな役割です。さまざまな動きが可能で、その動きを円滑にしたり、背骨の動きにも影響を与えています。
しかし、この肩甲骨が歪んでしまうと姿勢が悪くなってしまい、猫背が起きやすくなります。猫背になると、肩甲骨は外側に引っ張られて肩は前に出てきます。するとバストを引っ張り上げる筋肉も働きにくくなり、女性は胸が垂れ下がりやすくなります。血行も悪くなるため、太りやすくなるなどのデメリットがあげられます。
この肩甲骨の歪みを矯正して、猫背を治すにはご自分でできる方法としてはストレッチなどの運動が有効です。
やり方としては、手を肩に当てて前後に30回ほど回します。肩甲骨が動いていることを感じながら、肘が大きく円を描くことを意識しながら行ないます。
肩を揺らす運動も効果的です。真っ直ぐに立ったら腕を肩まであげて左右に広げて両手を水平に保った状態になります。次に右手を上に、左手を下にしたら、反対と同じように左手を上に、右手を下にする運動を交互に上げ下ろしします。1分間を1セットとして行ないます。
猫背を改善するためには背筋を伸ばすことも大切です。手を後ろで組んだら、下へゆっくり力を加えます。肩甲骨が内側によってることを確認しながら10秒1セットとして3セット行なうと効果的です。

当院では巷では「肩甲骨はがし」等ともいわれているようですが、硬くなった肩甲骨周囲の筋肉をほぐして腕の可動域を自由にしていきます。
実際はがすわけではないのに巷で言われる「肩甲骨はがし」というネーミングが怖い感じがして(笑)私は好きではないので、使いませんが「肩甲骨調整」「肩甲骨リセット療法」でも名付けます。
これを行うと「肩こり」も必然的に解消されていきます。

長時間PCの前でお仕事をされるOLさん、サラリーマンや手芸、編み物、読書、長時間勉強する学生などに特に方が前に入り込む原因が強くあるためお勧めしますが、長時間スマートフォンを使う方も同じように肩が前に入り込みますので
是非お勧めです。

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